陰陽(教)師

「先生はね、根っからの教師なんだと思う。だから生徒のあたしがいくら好きって言ったって、生徒と付き合うなんて、ありえないと思ったんだ」

「実際昨夜は何もしなかったもんな…ってごめんなさい」

明菜の舌打ちに、崇史は頭を下げた。

「だからね、あたし卒業式の日に改めて、先生に告白することに決めたんだ」

鈴子は3人に対して、とびきりの笑顔をみせた。

「…そりゃ改めて勝負するってことか?」

「そうだよ」

崇史の問いかけに、鈴子はうなずいた。

「だからあたし、これから卒業までは女磨きに専念するんだ♪」

「女磨きね…」

「うん!だから明菜ちゃんいろいろ教えてね♪」

「な、なんであたしが!?」

「だって明菜ちゃん、超スタイルいいじゃん。お肌もスベスベだし~」

「ちょっと鈴子!」

「委員長だったら、クラスメートの頼みは聞いてやらねーとな」

「三池君、燃やされたい?」

「ごめんなさいもう二度と言いません」

火吹き竹を取り出した明菜に、崇史は深々と土下座した。