落下する光を身に纏う。







フードを目深に被った俺は、スタンドマイクの前に立つ。





壱が掻き鳴らすギターが始まりの合図を告げる。




俺は、顔を上げた。



























【空に唄えば】


咲き誇れ、叫ぶように――…。