でも、なんだかちょっと安心したな。光の彼氏が強い人で良かった。相談して逃げる人じゃなくて良かった。
さ、着替えしてこよう。あたしも部屋へ入った。ベッドに鞄を投げだし、部屋着に着替える。寝る前にでも、冬海にメールしてみよう。
なんてメールしたら良いのか、分からないけれど。
つき合ってんのに、キスもしたのに、ほぼ毎日会ってるのに、メールの文章は未だに悩んでしまう。
夕飯はロールキャベツだったけど、なんだか食欲が無くて、たくさん残した。
このロールキャベツと白いご飯を、冬海とおばあちゃんに食べさせてあげたかった。



