その夜、何時まで返事を待っていたのか覚えてない。背中の下にケータイがあって、痛くて目が覚めた。あと、変な姿勢でベッドで撃沈してたらしい。首も寝違えている。目が覚めて、そして朝になっているということに気付くまでちょっと時間がかかった。ベッド横にある時計が、いつも家を出る時間を指していた。ウソでしょ。
「やばい、遅刻しちゃう」
思わず口から出た。かなりギリギリで目が覚めた。ベッドから文字通り飛び起きる。やばいやばい。髪の毛をとかす暇もない。
「あきらー! 遅刻するわよ!」
階下からお母さんの声がした。起こされなくても自分で起きることができるのが自慢なのに。なかなか降りてこないから呼んだんだろう。
「はーい!」
とりあえず起きてるっていうアピールだけして、大急ぎで下着から順番に着けていった。パンツもはき忘れないようにしないと。
制服を着て、机に出てた筆記用具とベッドにおいてたケータイを鞄にぶち込んで、ドアを蹴破る勢いで出た。階段をダッシュして、洗面所で歯磨きをする。
今日の授業の教科書持ったっけ? たしか昨日入れたような気がするけど、ああもういいや。そんなことしてたら本当に間に合わない。
「やばい、遅刻しちゃう」
思わず口から出た。かなりギリギリで目が覚めた。ベッドから文字通り飛び起きる。やばいやばい。髪の毛をとかす暇もない。
「あきらー! 遅刻するわよ!」
階下からお母さんの声がした。起こされなくても自分で起きることができるのが自慢なのに。なかなか降りてこないから呼んだんだろう。
「はーい!」
とりあえず起きてるっていうアピールだけして、大急ぎで下着から順番に着けていった。パンツもはき忘れないようにしないと。
制服を着て、机に出てた筆記用具とベッドにおいてたケータイを鞄にぶち込んで、ドアを蹴破る勢いで出た。階段をダッシュして、洗面所で歯磨きをする。
今日の授業の教科書持ったっけ? たしか昨日入れたような気がするけど、ああもういいや。そんなことしてたら本当に間に合わない。



