この日から『C』の活動が始まった。
私もメンバーに加わった。
偶然とは考えられるが、『世界を変える』ことができる力の持ち主が『C』にはいたからだった。
伊藤君はミコト君に『お前はシンボルだ』と言っていた。
それは無能力者を言っているのか、それとも消された記憶前に覚醒した能力を言っているのか…
私にも答えがわからなかった。
『C』の活動で、ある日、アカネから家に来てほしいと言われた。
私は了解した。
アカネの家に着き、部屋を案内されると、一人の男が座っていた。
部屋には大量の資料らしきものが置かれていた。
私はアカネと一緒に部屋に入った。
「君が『藤沢ナナミ』か」
「違います。『白崎ナナミ』です」
私はどうして昔の名前を知っているのかがわからなかった。
アカネに両親が離婚したことなど一度も話したことがなかったからだった。
「『藤沢ナナミ』、私としばらく話をしてくれないか」
私はすぐには返事が出来なかった。
でも、アカネがいるのだから危険はないと思った。
私は許可した。
「アカネ、少し部屋から出ろ」
「わかったわ」
「ちょっと…」
アカネはドアを閉めた。
私もメンバーに加わった。
偶然とは考えられるが、『世界を変える』ことができる力の持ち主が『C』にはいたからだった。
伊藤君はミコト君に『お前はシンボルだ』と言っていた。
それは無能力者を言っているのか、それとも消された記憶前に覚醒した能力を言っているのか…
私にも答えがわからなかった。
『C』の活動で、ある日、アカネから家に来てほしいと言われた。
私は了解した。
アカネの家に着き、部屋を案内されると、一人の男が座っていた。
部屋には大量の資料らしきものが置かれていた。
私はアカネと一緒に部屋に入った。
「君が『藤沢ナナミ』か」
「違います。『白崎ナナミ』です」
私はどうして昔の名前を知っているのかがわからなかった。
アカネに両親が離婚したことなど一度も話したことがなかったからだった。
「『藤沢ナナミ』、私としばらく話をしてくれないか」
私はすぐには返事が出来なかった。
でも、アカネがいるのだから危険はないと思った。
私は許可した。
「アカネ、少し部屋から出ろ」
「わかったわ」
「ちょっと…」
アカネはドアを閉めた。