一究さんが散歩中、とある所に差し掛かった時、突然誰かの声がしたので、声のした方角を見てみると、まあ、大変!

ある人:
うわっぷ!た、助けてくれ~!
は、橋が壊れて…
お、俺、泳げない…
がぼがぼ!

一究さん:
むう!ここで助けねば、坊主がすたる!
しかし、あの距離でしかも周りに足場無し。
俺も実は、泳ぎが苦手!
せめて足場があれば…

ぽく、ぽく、ぽく、ぽく…チ~ン!

そうだ、足場はこれだ!
(川に浮かぶ橋の残骸を見つめながら)今助けるぞ!とうっ!


スタッ!


おっ、おっとと!あ、安定感が悪いな、この足場、
…って、抵抗すんなや、「足場」!

ある人:
ゴボゴボ…
(俺を足場にしてどーする!
『川に浮かぶ橋の残骸を見つめながら』とか言う、さっきの話の伏線らしき物は、一体、何やったんじゃあ~っ!)