一究さん:
ぽくチーン!ちっ、仕方がねえなあ、じゃあ、俺様が今まで出会った中で、一番怖かった物を言ってやる!
これならアンタも、納得するだろうぜ。

将軍様:
(どうせまた、ろくでもないオチが付くんだろうよ…)

一究さん:
これは最近の話なんだが、俺はある方に呼ばれて、その方の悩みをとんちで解決する事となった。
…そこでだよ、奴に、あの恐ろしい奴に出会っちまったのは…

将軍様:
……

一究さん:
俺はそいつを見た瞬間、鳥肌が立ったね。怖くて怖くて仕方がなかったのに、さらにその方は、俺にこう言ったんだ。


「こやつは、夜な夜な、この屏風からでてきてわしを怖がらせおる、この縄で捕らえて見せよ。」

将軍様:
(ハァ!?そ、そ、その話ってもしかして… )

一究さん:
…怖かったから、その方に暴言吐きまくって、話をそらせてやったよ!


ズバリ!この屏風の虎が怖ぇ~っ!リアルすぎるぜ!
…ねえ、所で将軍様~ん、ボク、少しちびって床を汚しちゃってるけど、許してね 

将軍様:
本物のアホかぁ!!結局、その虎が一番怖い事になっとるやんけ!
より怖い物を引っ張り出してきて解決とか意味不明な事言っとる割によぉ!

…さっさと床掃除して、寺帰れ!床掃除は年季入っとるやろ?
(;`皿´)モウエエワッ!