一究さん:
ぽくチーン!仕方がねーなあ、じゃあ、良い考えがある。要は、その虎よりも怖い物が存在すれば気が紛れるだろ!
じゃあ早速、それについて語ってやる!

そうよなあ…あれは確か俺様が、「めちゃめちゃスケベな事」を考えニヤニヤしながら、夜道を歩いていた時の事だった…

将軍様:
お前が、一番怖いわ
(-_-;)

一究さん:
…夜道に突然、不思議な光と共に、大きな鏡が現れたんだ。
そいつの色は、地獄の業火を思わすかの様な、赤色。そしてそいつがよお、
「見て見ろ~見て見ろ~」
って、ゆらゆらとこっちに近づいてくるわけ。

将軍様:
(えっ?な、何か意外に怖そう…)

一究さん:
ええい、こちとら、仏様に仕える身、物の怪ぐらいでびびってちゃあ、商売あがったりでいって、そいつの挑発にのってやったよ。

将軍様:
お前の寺修行は、商売かよ…

一究さん:
言われるままに、鏡をのぞき込めば、そこには…

将軍様:
ゴクッ…

一究さん:
凄い美男子が、映っていた!


-うわーっ!こ、この私の美しさが怖い~っ!-

将軍様:
真面目に聞いて、損したわーっ(°□°;)