煙草臭い部屋に充満するアロマっぽい匂いとか、香水とか、適度にくつろげる広さだとか、タケルんちは見事にそーいったのを兼ね揃えてある。 「彰俊、おまえまた告られたらしーじゃん」 この部屋の雰囲気そのままのタケルは女受けがいいらしいスマイルを俺に向ける。 「あーうん。新入生だったかな」 昼間の制服姿をぼんやりと思い出しながら、顔までははっきり浮かばなくて曖昧に笑った。 「で、ヤる事ヤるんでしょ?」 下品な口調で話に入ったのは、真也。こいつの頭ってこればっかり。