嫌な予感がしたんだ。 けれど、そんな事を気にする暇はなかった。 あんなに大事にしていたマグカップを割ってしまった。 それが何よりも重要だったんだ。 新しいマグカップを買おう。 そして君に謝ろう。 君は笑って許してくれるだろう。 それで、いつも通りの二人に戻っていくんだ。