くいって、先生の方に、引かれて。 「・・・次、行こ」 「っ、う、ん・・・」 ・・・ねえ、柊先生は、わたしを、しあわせ死にさせる気だと思うの。 なんかまだ、こうしているのが、夢みたいだよ。 お菓子の甘い香りみたいにふわふわして、足もとがふわふわ、さだまらないかんじが、するんだよ。 「ひゃっ」 「ふ。お前、歩くの下手」 足もとが定まらないのは・・・ 背伸びするためにはいた、慣れないヒール靴のせいかも、しれないけど。