まだにおいだけなのに、もう、甘いお菓子をほおばったみたいだよ。
「へへっ、行こ!入ろ、先生っ!!」
「ん。こら、引っ張んな」
「はやくーっ!」
ワクワクが頂点にたっした状態で、工場の中に入る。
一歩すすむたび、甘いかおりが強くなって。
サンドイッチを食べてそんなにたっていないのに、お腹がぐうとなってしまいそう。
お菓子工場は、ただお菓子を製作するだけじゃなくて、ちゃんと見学用にもつくられていた。
工場の歴史やら、昔使ってた機械やらの展示コーナーがあって、めずらしくておもしろいものばかり。
昭和時代の、レトロなお菓子箱もたくさんかざってある。
かわいい。ちょっとした、博物館みたい。



