秘蜜病棟




行き先内緒のまま、はじまったドライブ。



横並びの、運転席と助手席。


柊先生のとなりって、やっぱりトクベツなんだって、ひしひし感じた。



車の外に、流れる景色。


なんてことない街並みも、先生のとなりだと、キラキラして見えるし。



途中パン屋さんで買って、車内で食べたサンドイッチも、世界最高級食品みたいに、おいしくて。



たっぷりはしゃいで、約一時間。



山道をしばらく走り、到着したのは、なにかの工場っぽいところだった。




「ここ、どこ・・・?」




車をおりて、きょろきょろ、あたりを見渡す。



何するところだろう?遊園地・・・には、とても見えないし。