けれど、触れられたのは、くちびるじゃなく・・・ほっぺたで。
「ひゃっ」
触れられたというか、つままれた。
「勤務中に、そういうこと言うな」
・・・しかも、怒られた。
「はーい・・・」
しょげながら、あきらめることにする。
たしかに当直といえど、お仕事中に、そういうのはだめだよね。うん。
反省して、おとなしく送り出そうと思ったのに。
「・・・・・・?」
なのに、先生の手は、わたしのほっぺたから、はなれなくって。
うに。うにうにうに。
人差し指を丸めて、わたしのほっぺたを、くすぐってくる。
「せ、せんせ・・・?」



