「じゃあ、なんかあったら連絡するから」 奈麻ちゃんはそれだけ言うと教室から出て行った。 私と緒杜は暫く教室にいることにした。 「緒杜」 「ん?」 「大好き」 「ん。知ってる」 緒杜はフワッと笑った。 この頃よく緒杜が笑うようになった。 そのせいか少し女の子たちの態度が変わってきた。 緒杜を避けていた女の子たちが話しかけたり、近寄ってきたりする。