「あ!屡那ちゃんだー!!」 1人の男の子が私を見て叫んだ。 「あの‥緒杜いますか?」 私がおずおず聞くと男の子は「ちょっと待ってて!!」と満面の笑みで緒杜のところへ行った。 「緒杜ー!!屡那ちゃん来たぞ!」 男の子は緒杜の耳元で叫ぶ。 すると緒杜は「んっ‥?」と寝ぼけている。 みんなに色々言われているが緒杜は気にする様子もなく私のところに来た。