「雅翔様、休憩のお時間でございます」 俺の秘書役の三人のうち一人がしゃべった 「僕はいいから、君達休んでいいよ」 「ですが―…」 はぁ…こいつらも俺目当てなんだよな…… うぜぇ―… 「僕はいいって言ったよね?」 「……はい」 やっと下がってくれた~~ あいつらと居るより咲羅と居たいし… 咲羅……お前は付き合ってるやつがいるのか…? あの青葉ってやつがそうなのか…? 俺は初めて恋をしたんだ… だからこれが《初恋》ってやつなのか… 初恋は実らね~っていうしな……