「それよりさ…郁海っていつから羽山君と付き合ってたんだ?」
「え~。それはね…咲羅が一緒に帰れないって言った日だよ~♪」
………あのメイド服を着せられた日か……
「そんなことよりも!!」
郁海がバンッと机を叩いて言った
「私が気になるのは、王子と咲羅!!」
「……俺と雅翔…?」
「そう!!いつから名前で呼び合ってるの!?」
いつから………
「入学式の次の日…?かな」
「そっか………ほんの数日前か……」
「ホントそうだね」
「で、王子とはどうなの!?」
「どうって…別に…」
「付き合いたいとか思わないの…?」
「全く」

