教室には、俺と雅翔以外誰もいない






「さて、行くか」

「は?どこ行くんだよ」


「俺ん家」



「遠慮させていただきます」



「ダメに決まってんじゃん♪」


本当に最悪だぁぁ







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―――――



「………家?」


着いたのは学校二つ分くらいのでかさの家

てか、家か?




「は?普通だろ?」



どこが!?









俺たちはエスカレーターに乗った



「ここが俺の部屋」




3階の1番手前の部屋



デカすぎる…

学校の教室くらいでかい


本棚やテレビ、ソファまである

よくみると冷蔵庫、トイレ、浴室まで揃っている


マジですげえ