一発殴っていいかな? いいよね? よし殴ろう! 拳に力を込め 睨みつけたら 雅翔はガタッと立った 「咲羅ちゃんがお怒りみたいなんで俺帰りま~す」 「え……」 「これ以上嫌われるの嫌なんでもう近付きませ~ん」 「な……」 「だからもうお見舞いも来ませ~ん」 「は…?」 「電話もメールもしませ~ん」 「まさ―…」 「これでいいだろ?今まで悪かったな……じゃあ」 笑顔で俺に言った