「今日は仕事あるからあと10分だけな?」


「う…うん」




恥ずかしい………

でも

一人よりまし………





だって一人だと……

不安と恐怖で押し潰されそうになるから………







…………っ



震えてきた

涙も溢れて止まらない




「咲羅!?」




…………っ




怖いっ


怖いっ













「咲羅……」






あ……


雅翔の匂い





俺、雅翔に抱きしめられてる……




あったかい……

ホッとする………