「ねぇ咲羅の病室ってここだよね?」


「うん。ここここ」


「よかった。で、この人誰?」


俺の後ろには185くらいの身長の男が二人



「もしかしてコイツが《斎藤雅翔》なんじゃね?」

「なるほど」


…………なんで俺のこと知ってんだ?



「とりあえず入ろうか」




ガラガラと扉をあけた