私はその場に立ち尽くしてしまった。 『最初から私の体目当てだったってこと? 私の中身なんて見てくれてなかってこと?』 呆然としていると、足音が近づいてくる音がしてハッとした。 「おう。今日これからしてくる。じゃな。 あっ。美希…」 先輩は私を見てかなり驚いた顔をした。