キッチンにはいる。
「樹菜!」
俺は樹菜を後ろから抱きしめた。
「ひゃあ!」
樹菜は驚いたのか声をあげた。
樹菜のその声が可愛い。
「皿洗いは真奈たち、よろしく!」
俺は真奈たちにむけてそう言った。
答えは即、返ってきた。
「OK!」
真奈と彩夏が親指をたてた。
さすが!空気読めてるぜ!
「ええ!?ええ?」
俺は樹菜を引きずるようにリビングまで連れて行った。
「風呂!風呂はいんぞ!」
俺は樹菜の肩をもちながら言った。
「ど・・・どうぞ」
樹菜はオドオドしながら言う。
「はぁ?一緒にはいんの」
一瞬、樹菜の顔が凍りついた。
思わず、吹き出しそうになる。
数秒すると、樹菜が声をだした。
「うおえええ?!」
樹菜は金魚のように口をパクパクと動かす。
その顔も可愛い。
「ほら!行くぞ!」
俺はまた樹菜を引きずるように歩きだした。
「え!?本当に!?
嘘!うそでしょ!!ええ!」


