「寝ていいよ。」 私の真横でそういう聖。 なんとなき優しい声だ。 私は安心して瞼をとじる。 自然と夢のなかにひきこまれていく。 「おやすみ・・・樹菜」 そう言われたのをかすかにきこえた。 そして次に額に生暖かいなにかがふれた。 何?今の・・・。 気になる。 だけど気になる気持ちより眠い・・・睡魔が勝ってる。 私は目をひらかず眠り込む。