そして慶太が口を開いた。
「はい。
こんばんは。
あのこと・・・、
楽しみにしてますよ」
慶太は鼻でフンっと笑い、どこかに行ってしまった。
なにが・・・楽しみなんだろう。
・・・私は首を捻った。
すると将さんの顎がガクリと私の頭からおちた。
私は少しびっくりした。
「あっ!その、ごめんなさい!」
私は首をまわして言った。
将さんは顎を摩り、痛そうにしながら私を放した。
私はクルリと回って、将さんを正面から見た。
顎を摩るのをやめた将さんと視線が絡まる。
ドキリと私の心臓が飛び跳ねた。
よく見ると、将さんの首には関係者Passがかかっていた。
私も首にかけているんだけど・・・。
そう思った次の瞬間・・・、
「はぁぁあああっ」
将さんは頭をかかえて座り込んだ。
え!?
ど、どうした!?
「だ、大丈夫ですか?」
私も座り込んで将さんの顔を覗き込んだ。
また時がとまったように視線が絡まり合う。
将さんはいちいち私をドキドキさせるのが得意みたいだ。
そうすると、将さんが口を開いた。
「また、
白岡慶太に樹菜ちゃんが迫られてるのかと思った・・・」
そう言って将さんはため息をついて顔を赤くした。
そんな将さんの表情が可愛くて私はくすりと笑った。
ステージ裏を見渡すと総さんたち、持ち主様が勢揃いしていた。
そして真奈と彩夏はイチャイチャと・・・。
こんな場所でディープキスとかしてんな!


