イケメンたちと胸キュンLife☆




『もしもし?


樹菜ちゃん?』



私の耳にはいってきた声。


聞き慣れている声。




嬉しい、まるで私を助けにきたみたい。




私は安堵したのかまた涙が零れ出す。



「将さ・・・」



私は嗚咽混じりに大好きな人の名前を呼んだ。


そうするとまた電車越しに声が聞こえた。


『樹菜ちゃん?


大丈夫?


なんかさ、樹菜ちゃんに呼ばれた気がしたんだ。


どうしたの?言ってごらん?』



将さんは私を宥めるように優しく、安心できる声で言った。


まるで背中をさすられているように感じた。



それにしても、すごい。



私の、私の声が将さんに届いたんだ。



こういうの、女の子は運命感じちゃう。



私は小さく微笑みながらしゃべりかけた。



「あのですね・・・実はっ「お前誰?」



言葉を発している途中、私の手からケータイがするりと抜けた。