係員さんによってドアを閉められると二人っきりの空間になった。
私はそれを見計らって口を開いた。
「ありがとね、慶太。
待っててくれて。」
私の向かい側に座る慶太にむけて言った。
そして自然に私は笑顔がこぼれた。
そして慶太も口をひらく。
「あぁ、気にすんな」
慶太も笑顔だ。
私はそれを聞き、安心すると、へばり付くように観覧車の窓の外を見た。
そうすると素晴らしい映像が私の目に飛び込んできた。
わっ・・・超きれい・・・。
ジェットコースターやメリーゴーランド、全ての乗り物がライトアップされていてその光景はまるで輝く国だ。
私はバックからケータイを構えて、パシャパシャとこの光景を撮りはじめた。
そうしていると、私の気のせいなのかなんなのか、観覧車が少し揺れた気がした。
びっくりしてケータイを構えるのをやめると、隣には慶太が座っていた。
「わっ・・・慶太!!
揺れたじゃん、びっくりしたよ」
私は隣に座る慶太にむけて言った。
少し距離が狭いな。


