「あぁ、夜景みて帰ろうぜ。」
そう言って私に無邪気な笑みをみせると私の手をとって走り出した。
「きゃっ・・・!」
いきなり走り出したものだから私は小さな声が漏れてしまった。
慶太は観覧車乗り場にくるまでずっと猛ダッシュで私を引っ張っていた。
観覧車乗り場につくと、観覧車は本当に大きいなぁっと思った。
今頂上にあるのはピンクのやつ。
調度私達がきた瞬間に流れてきたのは青色。
なんか青って可愛くない。
「私、ピンクがいいなぁ」
私はボソッと言った。
私がそう言ったことに慶太は気付いたのか、ピンクのがくるまでずっと待っていてくれた。
意外と優しいじゃん、慶太。
「お、次ピンクだぞ。」
慶太は私を見て笑った。
私も頷いて笑顔をつくって、観覧車に乗り込んだ。


