メリーゴーランドが終わると次はジェットコースターに乗った。
おちるまでの上っていく感じがドキドキした。
頂点につくと、慶太が私の右手をとって、そのまま手を絡ませたまま手をあげておちていった。
私の叫び声が特に人より大きかった。
「変な声出すんじゃねぇよ!!」
まだ速いスピードで進んでいくなかで慶太がぴしゃりと私に言い放つ。
「だって大きい声ださないと怖っ・・・キャぁぁぁあー!!」
またふわってなった。
私がまたそんな大きい声をだした瞬間、慶太は舌打ちをした。
乗り終わった頃にはなんとなく自分の中の心の変化に気づいた。
手を握られても、変に心臓がバクバクしていなかった。
きっともう、わりきれているんだろうな。
慶太とのデートはただの“体験"“お試し"だって。
だからドキドキだってしないし、ときめいたりもしないんだ。


