いつの間にか改札を通り、電車に乗り、ある場所に着いていた。
「ついたぞ」
慶太がそう言って、私を見る。
「・・・」
私は一歩前へ出て、その建物を見上げた。
「・・・?樹菜?
どうかしたか?」
慶太が私の顔を覗きこんできた。
顔、ちかっ!!
――――んじゃなくて・・・
「・・・うっそ・・・」
何年ぶりだろ・・・
遊園地なんて!!
「ヤバーい!!
慶太!早く行こうっ!」
私は慶太の手をとって走り出した。
「あ?
おまっ・・・
ひっぱんなって!
遊園地は逃げねぇよ!」
慶太に何か言われた気がした。
でもそんなの気にならない。
むしろ耳にはいらない。
「慶太!!
ありがとっ!」
私は走りながら私に引っ張られてる慶太を見て言った。
自然に顔が笑顔になっちゃうのはなんでだろう!
ワクワクがとまんない!!


