イケメンたちと胸キュンLife☆




数秒の沈黙が流れた。



この重たい沈黙を破るのはどちらなんだろう。



私は人事のようにそう思って沈黙が破り去られるのを待っていた。




そしてそのときがきた。



私からは破らなかった。



むこうから破ってきた。



思いもよらぬ言葉で。



『・・・


言ったな?


お前今“うん"って言ったな?


許すんだな?』



・・・




もう一回の沈黙。



・・・はぁ?




なんだこいつ・・・。




もっと重たい言葉をはなってくるかと思ったら・・・。




なに、これ、超軽いんですけど。



空に羽ばたくほど声、軽くて明る過ぎるんですけど・・・。




「・・・はぃ??」




私は頭の整理もつかず、とりあえずポーンと頭にでてきた言葉を言った。