「今日はありがとうございました」
私達はその言葉を社員さんたちに言い、オフィスを出ていった。
廊下でエレベーターまでの道のりのなか私達はしゃべりだした。
「樹菜って意外とこういうの凄いよね」
っと里沙。
凄い!?なんで!?
「なんで春のファッションのことまでわかっちゃうの?
まだまだ冬なのに・・・」
と真奈。
言われてみればそうかも。
なんでわかっちゃうんだろ。
まあいいか。
私達は話題を変えて、また話に花を咲かせた。
そんななか、話が最大級くらいに盛り上がっているときだった。
「あっ・・・
樹菜じゃん」
背後から聞いたことのある声がした。
私は自分の名前が聞こえたので声がしたほうに体をむけた。


