私は廊下に走って飛び出た。
そして私はブレーキをかけた。
私の足音がタンタンと響く。
「はぁー・・・」
私は一息つき、どこにいこうとも思わずゆっくりと廊下を歩いた。
聖や慎さん、総さんの想いが聞けてよかった。
私は足元を見ながらふとそう思った。
私はバッと顔をあげた。
まるで何かを決めたように。
でも、私が考えてもなかった映像が私の目の前に飛び込んできた。
「!?」
思わず息をのむ。
「聖・・・」
私の目に飛び込んできたのは・・・私に近づいて来る聖。
「樹菜・・・」
彼は微笑みながら私に近づいてきた。
どうすればいいのかな?
さっきの言葉をきいて。
どんな行動をすればいいかわからない。
普通に挨拶する?
慎さんたちに聞いたよ、って言う?
そんなことを考えながら彼にだんだんと近付く。
私は・・・『ありがとう』っと伝えたい。
そう決めた。


