イケメンたちと胸キュンLife☆




今の音は、恋をしたときにするような、甘酸っぱい心臓の音ではない。


危険を察知したときのようになる音だ。


ヤバい。


案の定、見られてた。



誰に?



1番見られたくない、気まずい人。



聖だ。


私は見た。彼が眉間にしわをよせ、今にも舌打ちしそうな顔を。




私が振り向いた瞬間にその表情をやめて、表情を・・・微笑むように・・・つくり笑い・・・に変えたのを。




「おか・・・えり・・・」



私は小さく声をかけ、相手の返答を聞く前に、リビングにはいった。



走って。



まるで逃げるように。




リビングからキッチンにいくと、もう筑前煮は温まっていた。



私は炊飯器の保温をきって、ご飯をついで、



筑前煮とご飯をダイニングに持って行った。



それから味噌汁も温め、ダイニングに持って行った。



それから皆でご飯を食べたけど


私はなんとなく恐怖を感じていた。



嫌な予感というか、言葉ではない恐怖。



私はうつむきつつ、夕飯をチビチビと食べた。