その日はずっと気になっていた。
なんで私のせいなの?
なんであんなに聖はすっきりしてたの?
意味わかんない。
授業中もそのことを考えてた。
窓の外を見ながら。
学校が終わってなんとなくいつもよりも開放感を感じた。
そしていつもよりも足が速く前にでる。
きっと自分は早く家に帰りたいんだろう。
家についても私は行動が素早過ぎた。
また4時くらいなのにお風呂にはいってしまったり。
まだまだ夕食まで時間があるのに夕食を作ってしまったり。
することがなくなってしまう始末。
私はソファーに膝をかかえて座る。
目線はフローリングの少し凹んだところ。
ボーッと見つめる。
あー、早くかえってこないかな。
テレビでもつけようかな。
やっぱいいや。
私はソファーを立ち上がって真奈の部屋に勝手にはいって雑誌をひろげた。


