私が見たもの。
それはソファーに死んだように横たわる、目にクマをつくって、なんとなく歳をとってしまったように見える慎さんと総さん。
ほんと、ゾンビみたい。
ていうか本当に気持ち良さそうに爆睡してる。
私は二人にそっと近づく。
私が近づくと二人はゆっくり目を開けた。
私はいきなり起きたものだからすごく驚いた。
リアルゾンビ・・・。
これで仕事にいけるの?
「ど、どうしたんですか・・・?」
私は恐る恐る小さく尋ねた。
彼等は開かない口を頑張って開き、小さく言った。
「樹菜ちゃんのせい・・・だから・・ね?」
慎さんはそれだけ呟いてまたパタリとソファーに倒れる。
ヤバいっぽっくり逝った!?
「頼む、今は・・・寝かして・・・
6時、45分になったら起こして・・・。」
そう言うと総さんまでもパタリと倒れてしまった。
大丈夫なの!?
でも持ち主様たちって7時10分には家をでていってなかったっけ?
大丈夫なのかな・・・
というか私のせいってどういう意味なんだろう・・・。
私はそう思いつつも朝ごはんやお弁当を作り始めた。


