「・・・」
何やってんだ私。
もう正直に、自分の心で動いていいはずじゃん。
何躊躇ってんの?
なんで拒否しようとしないんだよ。
今まで・・・どうしてこんなに弱かったんだろう。
泣き虫だったんだろう。
馬鹿だったんだろう。
!!!!
私の心が大幅に動いた。
私は自分では知らぬ間に聖の手を振り払っていた。
そして先程のように自分の体をソファーの端に寄せていた。
そうして聖の顔を見ると眉が垂れ下がって物凄く悲しそうな顔をしていた。
私は一瞬言いたかったことを飲み込みそうになってしまった。
でももう私は決めたんだ。
「・・・めてよ・・・」
「何?」
少し悲しそうな声の聖。
「やめてよ!私に触らないで」
・・・この言葉は相手を傷付けたかもしれない。
だってその通り。聖の顔は固まっていた。


