エレベーターにのり、目的地のある階のボタンをお母さんがおす。
そして到着の合図がエレベーター内に響く。
私達はまたお母さんを先頭に降りる。
少し廊下をあるいてある部屋の前でお母さんがとまった。
「ここよ。さ、中にはいって?」
お母さんがドアノブをまわした。
今度はお母さんが先にはいるのではなかった。
お母さんはドアをあけて、私達が先にはいるように部屋の方をさす。
私達は失礼しまーすっなんて言いながら中に恐る恐るはいった。
部屋は予想をはるかに超える大きさだった。
私が想像していたのは校長室サイズの客室かと思っていたのに、
実際は体育館が少し小さくなったくらいのサイズだった。


