それから昼間の再放送のドラマを見たりしているうちに7時ちょい過ぎになった。
私がたまねぎをみじんぎりしているときだった。
うう~目にしみる。
ハンカチを片手に私はたまねぎと格闘していた。
「たっだいま~」
玄関のほうから声がした。
聖・・・かな?
「あ、聖さん!おかえりなさ~い!」
明るい声で真奈がでむかえる
「樹菜!」
足音とともに聖の声。
「ふぇ?」
いきなり名前を呼ばれてびっくりしてしまって、変な声をあげてしまった。
「ただいま!」
私に笑顔でいってくる。
「はい・・・おかえりです」
つい、輝く瞳に圧倒されてしまって変な日本語になってしまった。
「可愛いなぁ・・・」
そういって私を抱きしめてきたた。
「きゃあっ・・・!」
私の変な声がこの大きい家に響き渡る
鳥肌が立たった
本当にこの人アメリカ人みたい!
挨拶のようにキスをしたりハグをしたり・・・!
私は典型的な日本人!目立つこととかはしたくない子なのに!
「おい、聖。そんな盛大にいちゃつくな。
俺等がいることを忘れるな。」
総さんが冷たく言い放った。
「そうだよ!将がかわいそう!!」
慎さんが言った。
「いや・・・俺のことは・・・気にしないで・・・」
将さんは下を向きながら言う。
まだ・・・将さん落ち込んでるんだ・・・・


