イケメンたちと胸キュンLife☆




私は手に力をいれた。


そして小さく息を吸い込んだ。


そしてなんとか口を開く。


「・・・やだ」


やっとでた言葉と同時に、私は力一杯聖の手を振りほどいた。


聖は目を見開く。



「私・・・


聖と一緒にいるとき・・・ずっと我慢してた。

だから聖についていきたくない」


どんどん自分の心の中が言葉になる。


聖は黙った。



そして軽く片眉をピクッと動かすと、背をむけて歩いて行った。