イケメンたちと胸キュンLife☆




何分かすると将さんは唇をはなした。



そしてすぐ私を抱きしめた。

そんな行動に胸がキュウって締め付けられる。



「もう・・・我慢の限界だ。」



将さんの声は少し奮えていた。



私の耳は将さんのせいで熱くなる。


それでもなんとか声を搾り出した。


「え・・・?」


私は言葉の意味がわからなくて聞き返す意味の言葉を発する。


私がそう言うと、将さんは熱っぽい声で言葉を言いはじめる。








「俺、樹菜ちゃんが・・・


好きすぎてヤバい・・・。」








私の耳元に吐息がかかった。


私の耳に響いた言葉。


“好き"・・・?


聞き間違えたかなと思った。



私を?なんで?嘘?


でも・・・、


私は将さんが嘘をつくような人だと思ってない。


そう、だから・・・つまり・・・


本当のことなの?


そう思うとジワジワと心が熱帯びていく。


ドキドキと心臓が鳴り響く。



好きな人から、好きと言われる事がこんなに嬉しいことだなんて、初めて知った・・・。



嬉しい。嬉しすぎる・・・。



自然にまた涙がこぼれた。



今日・・・何回泣いてるんだろ・・・。


涙は、自分の気持ちによっては枯れないものなんだね。