イケメンたちと胸キュンLife☆




「何してんだよ・・・」


将さんは俯いていた。


え・・・?一瞬言葉が聞き取れなかった。


声のトーンがいつもより低い。


そんな声に高鳴る鼓動。

「心配しただろ!?」

そう言うと将さんは思い切り顔をあげた。


物凄く顔をしかめた将さんの表情が目の前にあった。


怒って・・・る・・・?



こんな恐い将さん見たことないよ・・・。


私はただ唇をかみしめて俯いた。


「ごめん」


そんな私に将さんは言葉を発した。


一体、何を将さんは謝っているのかと思った。



しかしその答えはすぐに分かった。


次の瞬間、顎を持ち上げられ、将さんの顔が一瞬にして迫ってきた。


「んっ・・・」


避ける、なんていうことはできないし、したくもない。


唇に生暖かい感覚がビリビリと伝わる。