「心愛、冬休みどうするの?? やっぱり帰る??」
「ううん。寮に残るよ。」
ホッとしたんだ。
こんな状態であいつのいる所に帰せない!!
俺はこんなに想ってるよ。
心愛、気付いてよ。
「そっか…俺1日だけでも休みもらうから。そしたらあいつに会いに行こう」
「いいよ。ムリしなくて……」
ムリだって何だってしたいんだ。
心愛と過ごせるなら……
心愛は寂しくないの??
俺は寂しいよ。
少しでも長く心愛と一緒にいたいんだ。
「約束だし……心愛にはいつも笑顔でいてほしいし…何より俺が安心したいんだ。
あいつにちゃんと心愛の事諦めてもらう」
伝わってる??
俺の想い……
「晶羅……」
心愛が笑った。
心愛、君の笑顔が俺の世界一の宝物なんだ。


