私はこの空気が大嫌い。 全て私のせいなんだけど 私、わがままだから・・・。 「ふぇ・・」 夕は私の涙を見ると 道路わきに車を止め 涙をぬぐった。 「・・・ごめん。」 「私がっ・・・悪いぃ・・」 夕はこういう時 優しく抱きしめてくれる。 温かくて・・安心して・・。 「明日・・・しよう?」 「ははっ、やっぱり言うと思った。」 車の中は さっきの空気と違い 温かい空気に包まれた。