すると 梓のヒールがポキリと折れ、 梓が転んだ。 「きゃっ!」 「梓!大丈夫か?」 俺は転んだ梓を 起こした。 隣には梓のカバンから たくさんの紙の束が散っていた。 「梓、これ何?」 「あっ・・・ダメェ!」 俺は気になって ひらいた。 そこには 残酷でアイドルにはあっていけない 世界が広がっていた。