ぐいっ。 哉夢に腕を掴まれた。 「んっにゃあ?」 哉)「行きたいとこがある」 腕を引く力が強すぎて転びそうになった。 「きゃあー」 私は眼を瞑った。 痛くない。 眼を開けると… 哉)「大丈夫か? これならいいだろ?」 「////」 哉夢にお姫さま抱っこされてた。