「…ん」 目を開けると 眩しい光がさし込んでいた 起き上がって ベッドに座ったまま 考え込む 昨日の龍はおかしかった あんな態度を見たのは 初めてだったかもしれない 強引な押し付けるみたいな あのキスも……。 「龍………」 気が付くと付き合って 半年以上たっていた いつも呼ぶ名前も すきなものも 私服も部屋も 体温さえ全て 龍のことなら 何でも知っていた けど 本当はそうじゃないのかな… ため息をついて ベッドをおりた