「ねぇ、唯ちゃんのクリスマスプレゼント何が良いと思う?」 「そんなのいいって。てか、俺にはないわけ?」 「う~ん……、分かんない。唯ちゃんの考える方が先だもん」 「まーいーこー!!」 「いふぁいってばぁ……――!!」 ホッペを掴まれて引っ張られておかしな声を上げる。 大知は「変な顔」と言いながら、クスクス笑っていた。