私は水槽にべったり…
そんな私を海斗は私を後ろからギュッと抱きしめてくれた。
「か、海斗!!
人がいるよ」
「みんな見てない」
言われて気づいた。
どの人達も自分達の世界に入っている。
「ホントだ…
誰も見てない」
「でしょ?」
この中だったら私達、全然目立たない。
ずっと続けばいい。
このまま放れたくない。
「イルカは自分たちにか分からない…」
「音で連絡を取り合っているんでしょ?」
「正解!」
「始めて来た時に海斗に教えてもらったことだもん。
ちゃんと覚えているよ」
「ありがとう」
なんで『ありがとう』かは分からないけど…
今はこうして海斗と一緒にいられることが幸せ――――
「そろそろ行こう?」
「もういいの?」
「うん」
本当はもっと居たかった。
けどいつまでも居る訳にはいかない…
「あっ雛那ちゃん夕ご飯どうする?
ここで食べていく?」
「ここがいい!!」
「じゃあ行こうか」
海斗とご飯。
ヤッター!!
時計は6時を指していた。
水族館の中でご飯を食べるのは2回目。
私達はお店が混まない内に移動した。
そんな私を海斗は私を後ろからギュッと抱きしめてくれた。
「か、海斗!!
人がいるよ」
「みんな見てない」
言われて気づいた。
どの人達も自分達の世界に入っている。
「ホントだ…
誰も見てない」
「でしょ?」
この中だったら私達、全然目立たない。
ずっと続けばいい。
このまま放れたくない。
「イルカは自分たちにか分からない…」
「音で連絡を取り合っているんでしょ?」
「正解!」
「始めて来た時に海斗に教えてもらったことだもん。
ちゃんと覚えているよ」
「ありがとう」
なんで『ありがとう』かは分からないけど…
今はこうして海斗と一緒にいられることが幸せ――――
「そろそろ行こう?」
「もういいの?」
「うん」
本当はもっと居たかった。
けどいつまでも居る訳にはいかない…
「あっ雛那ちゃん夕ご飯どうする?
ここで食べていく?」
「ここがいい!!」
「じゃあ行こうか」
海斗とご飯。
ヤッター!!
時計は6時を指していた。
水族館の中でご飯を食べるのは2回目。
私達はお店が混まない内に移動した。



